10/4 相場見通し・材料
おはようございます。
NYダウ 22641.67 +84.07
CME日経先物 20665円 +195
為替 112.86
スウェーデン王立科学アカデミーは3日、2017年のノーベル物理学賞を、2つのブラックホールが合体して生じた「重力波」を世界で初めて観測した米国の研究者3人に授与すると発表した。アインシュタインが100年前に予言した重力波を捉えた業績が評価された。観測から約2年のスピード受賞となった。
→関連銘柄 7713シグマ光機
・ゴールドマン、仮想通貨の関連業務検討
米金融大手ゴールドマン・サックスは、ビットコインなど仮想通貨の関連業務への参入を検討する。株式や債券などと同様、ヘッジファンドなどの機関投資家に対し、ビットコインの売買仲介や投資情報の提供などのサービスを手掛ける可能性がある。
・JDIグループ、有機ELテコに再建
経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)グループが、有機ELをテコに経営再建を目指す。15%出資するJOLEDは独自の低コスト生産方式を開発し量産投資に動く。同時にJDI本体も支援企業の選定に入る。まずスマートフォン(スマホ)向けパネルの量産投資に必要な2000億円超を共同投資する提携先企業を募り始めた。資金繰りに苦しむJDIは来春までに支援企業を決める計画だ。
・EV量産 20年代前半に。日米欧3社 計画出揃う
●GM・2023年までにEV、FCV20車種以上販売
●VW・25年までに50数車種のEVを投入し年300万台販売
●ダイムラー・22年までに全車種でEVまたはHVを品揃え
●トヨタ・20年メドにEVの量産検討
→関連銘柄 4080 田中化学研究所、5801古河電気工業 など
・アマゾン、ファッション本格投資
アマゾンジャパンが日本でファッション市場を本格開拓する。ネット販売を強化するため、世界最大の撮影スタジオを来春に都内に設け、外部にも開放してヒットの芽を育てる。商品開発まで踏み込むことで、既存企業に打撃を与える「アマゾン・エフェクト」が日本のファッション業界にも広がりそうだ。
→関連銘柄 3092スタートトゥデイ
モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 112.50~113.70
本日は米国重要指標を控え小動きを予想。ドル円の基本観として日米の政策の違いがあり金利差は広がる方向です。金利上昇の材料としてイエレン議長のメッセージ、税制改革案の提示、次期FRB議長があります。地政学的リスクには引き続き注意が必要としています。
株式 日経平均予想 20550円~20750円
欧米の投資家がリスクオンになっており、本日も先物主導で堅調な相場展開を予想。裁定買い日経平均を押し上げている。買い残にはまだ余力があり、10月SQまでに21000円に接近の可能性があるとのことです。ただし、その後の裁定解消売りに注意が必要としています。
本日も米国市場は3指数揃って最高値更新し、日本市場も堅調な相場展開になりそうです。昨日と書いたように、米国はハリケーンの影響で経済指標の悪化を予想しているので、良い指標が出ると通常以上に好感されます。為替については、もみ合いを続けています。米国債の長期金利が2.4%を超えられるかがポイントで、そうなればドル円は114円~115円が見えてきます。来週には21000円が見れるかもしれません。
本日も頑張りましょう。