投資と算盤

投資日記、日々の雑感

11/28 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 23580.78 +22.79

 

CME日経先物 22520 -130

 

為替 111.05

 

・「5G」新規参入促す、電波割当に価格競争、総務省19年にも、通信料金引き下げも

総務省は、スマートフォンスマホ)や自動運転向けの需要拡大が見込まれる次世代高速通信「5G」サービスへの新規参入を促す。2019年にも電波の割当制度を見直し、審査基準が外部にわかるようにする。欧米先進国が導入している価格競争の要素も初めて取り入れ、技術と資金力のある新規参入組に門戸を開く。携帯大手3社による通信の寡占状態が崩れれば、国際的に割高な通信料金の引き下げにつながる可能性がある。

 

・中国スマホ決済660兆円、2年で6倍、信用力で特典、利用に拍車

中国で「生活インフラ」として定着したスマートフォンスマホ)決済。14億人の消費市場での決済は2年で6倍に増え、年間660兆円にも達した。簡単にお金を徴収できる仕組みは起業家スピリットを刺激し、波状的に新しいサービスを生む。だが怖さもある。国家が触手を伸ばしたとき、最新の技術は「監視の道具」としてすごみを増す。

 

ビットコイン1万ドル迫る、分裂期待で投機マネー

代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が急上昇している。ドル建ての価格は27日に一時9700ドル台に乗せ1万ドルの大台に迫る。日本円換算では100万円を超えた。24日に3度目の分裂で新たな仮想通貨が誕生した。今後も分裂が続くとの期待から投機マネーが流入している。最近1週間の上昇率は2割に達し「分裂バブル」の様相を呈している。

 仮想通貨取引所を運営するビットフライヤー(東京・港)の加納裕三社長は「疑心暗鬼の中で支持が拡大している」と話す。
 ビットコインの価格は26日に初めて100万円を突破した。情報サイトのコインデスクによればドル建て価格は27日に一時、9700ドル台に乗せた。1週間で1700ドルも上昇し、年初来では10倍に膨れあがった。
 値上がりの背景にあるのが相次ぐ分裂だ。8月に最初の分裂で「ビットコインキャッシュ(BCH)」が誕生し、ビットコイン保有者は同数のBCHを無償で受け取った。分裂してもビットコインの価格が下がらなかったうえ、8月の分裂直後に2万円前後だったBCHは、現在は17万~18万円まで値上がりした。
 10月には「ビットコインゴールド」が分裂を始め、11月24日には「ビットコインダイヤモンド」が誕生した。日本の主要な取引所ではビットコインダイヤはまだ配布していないが、海外では1万円弱で取引されており、価格上昇への期待は強い。
 12月以降も「スーパービットコイン」など新たな分裂が起こるとの見方がある。こうした期待から「個人などの投機マネーがビットコイン流入している」(仮想通貨取引所の社長)状況だ。
 海外のデリバティブ金融派生商品)市場を見ても相場の先高観は強い。米取引所のレッジャーXでは26日、1ビットコインを1万ドルで買う権利の取引が成立した。「コールオプション」と呼ばれる権利で、料金は約3000ドルだ。この権利を買った投資家はビットコインの価格が1万3000ドルを上回れば利益を手にできる。
 米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では、12月にビットコイン先物の取引を始める計画だ。株式や原油などと同様に投資家は将来のビットコインの価格を予想して売買する。ビットバンクの広末紀之社長は「先物が上場すれば機関投資家の資金が入る可能性がある。先んじるように個人のマネーが殺到している」と話す。
 急ピッチの上昇に高値警戒感は膨らむ。京都大学の岩下直行教授は「ビットコインは企業の株式と違って価値の裏付けとなる業績がなく、価格は需給に左右されやすい」と話す。フィスコデジタルアセットグループの田代昌之氏は「どこかで相場の調整が必要になるだろう」と予測する。

 

・IPOインデックス、11年2カ月ぶり高値

個人投資家の資金が新規株式公開(IPO)銘柄に向かっている。過去1年間に上場した企業の値動きを示す「QUICK IPOインデックス(単純平均)」は27日まで7日続伸し、約11年2カ月ぶりの高値を付けた。日経平均株価の勢いが一時と比べて鈍るなか、投資余力を増した個人が値動きの軽さに着目して資金を振り向けている。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 110.70円~111.70円

ドル安の流れが続いています。米国の期待インフレ率が上昇しにくい状態が続いており、今週中は111円台で上値が重い展開が続くと見ています。

株式 日経平均予想 22400円~22600円

本日も様子見展開が予想。しかし、下値では日銀のETF買いの思惑も意識され、下値は限定的との見方。今後は、ある程度の期間、バリュー株が買われ続けると予想しています。

 

昨日、日経は終日軟調でしたが新興市場の一部では盛り上がりました。特に量子CP関連やIPOは非常に強い展開となりました。やはり年末までは、中小型株で攻めるのが得策かもしれません。気になる動きとしては中国市場が先日急落したことです。融資規制を強化する懸念から売られましたが、今後も経済成長の度合いなどから資金が流出する懸念もあります。日本株に関しては以前のように外部要因で動くことが減ってきていますが、楽観しすぎるのは注意したいです。

 

本日も頑張りましょう。