投資と算盤

投資日記、日々の雑感

5/24 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24886.81 +52.40

 

CME日経先物22610 -325

 

為替 110.04

 

・EUデータ新規制、国内企業、8割が対応未了、100社調査、対象情報精査に時間

欧州連合(EU)が25日に施行する新たな個人情報保護ルール「一般データ保護規則(GDPR=3面きょうのことば)」を巡り、日本企業の8割が対策を完全に終えていないことが日本経済新聞社の主要100社調査でわかった。対象となる社内情報の精査などに時間を要している。25日時点で対策が完全でなくても制裁金がすぐに科される可能性は低いが、対応に手間取れば国際競争力の低下を招く。

 

・ホンダ、EV電池を中国企業と開発、世界最大手、量販車向け

ホンダは電気自動車(EV)の主力モデルに使う新型電池を車載用で世界最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)と共同開発する。2020年代前半に中国などで発売する最量販EVに載せる。中国政府は現地メーカーの電池を使うEVに補助金を支給してきた。世界最大のEV市場進出を狙う日米欧の車メーカーと中国電池大手の提携が広がりそうだ

 

ヘッジファンドなど、海外勢、日本進出に拍車、「国際金融都市」政策、追い風

海外の金融機関の日本進出が相次いでいる。香港のヘッジファンドが5月に日本法人を設立したほか、英国の仮想通貨決済のフィンテック企業も拠点を設けた。日本株の運用強化や潤沢な「ジャパン・マネー」の取り込みを狙う。「国際金融都市」構想を掲げる東京都が政策面で支援しているのも追い風になっている。

 

・マネーフォワード、仮想通貨交換業に参入、年内に

家計簿アプリなどを提供するマネーフォワードは23日、仮想通貨の交換業に参入すると発表した。仮想通貨とブロックチェーン(分散型台帳)事業を手がける子会社を設立し、年内の交換所の開設を目指す。決済や送金、ポイント交換など売買以外のサービスを充実させ、既存の仮想通貨交換会社との差別化を図る。

 

トルコリラ、年初比23%安、経常赤字や政治リスク

中東の新興国トルコの通貨リラが下げ足を速めている。23日の対ドル相場は一時1ドル=4・92リラに下がり、過去最安値を更新した。下落率は週初より9%弱、年初に比べると約23%に達した。米国の長期金利上昇や国債増発観測から新興国で全般に資金流出の動きがあるなか、トルコは巨額の経常収支赤字と政治リスクを抱え、格好の標的になっている。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 109.60円~110.50円

海外株安、金利低下をうけ一時110円割れまで下落したが、現在は110円前後で推移。弱まるドル高基調に注目。8週連続でドル高円安を記録。ドル高利上げにより、新興国株価指数が下落→リスク回避の円高という方向から、今後さらなる円安ドル高は見込みにくいと見ています。

株式 日経平均予想 22500円~22800円

米株は反発はしたが、為替が円高のため下落予想。25日線の22480円がサポートになるとの見方。インバウンド関連の優勢に注目。12か月で3000万人の訪日外国人を記録。インバウンド指数もTOPIXを上回っている。今後も中国の需要を中心に、インバウンド関連企業に恩恵があると見ています。

 

 

本日も頑張りましょう。

5/23 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24834.41 -178.88

 

CME日経先物 22915 -110

 

為替 110.90

 

三井住友海上、中国で生保、大手銀系に4割出資、外資規制緩和にらむ

三井住友海上火災保険は中国の生命保険市場に参入する。700億円強を投資し、大手国有銀傘下にある生保会社の株式の4割弱を取得する。中国は公的な年金や保険が日本ほど充実していない。米国、日本に次ぐ世界3位の生保市場の伸びは大きい。外資への中国の金融規制(3面きょうのことば)は緩和される方針が出ており、保険会社の新規参入が続く可能性がある。

 

・中国、車の輸入関税一律15%に下げ、米に歩み寄り、ZTE制裁緩和、進展か

中国政府は22日、7月1日から輸入乗用車に対する関税を25%から15%に引き下げると発表した。貿易赤字削減へ関税引き下げを求めてきたトランプ米政権に中国側が歩み寄った。一方、米中両国のメディアは中国側が求めてきたトランプ政権による中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)への制裁の緩和に向けて進展があったと報じた

 

・QRコード規格、統一合意、スマホ決済で3メガ銀、地銀にも呼び掛け

メガバンクは、QRコードの規格を統一することで合意した。QR決済は、店頭でスマートフォンスマホ)をかざし、支払額が銀行口座から引き落とされる。地方銀行に参加を呼びかけ、日本全体で推進する。お金の流れの中心にいるメガ銀が動き始めたことで、モノやサービスの売り買いに現金を使わないキャッシュレス化が加速しそうだ。銀行や小売店の業務効率化にもつながる。

 

・銅や大豆先物が上昇、米中摩擦の懸念後退受け、国際価格

銅や大豆といった国際商品の先物価格が上昇している。米中が18日まで開いた協議で、同国間の貿易摩擦について「一時休戦」で合意。中国経済の悪化懸念が後退し、需要拡大への期待が高まったためだ。指標となる価格は、緊張が高まっていた前週末と比べて銅が1%、大豆が2%それぞれ高い。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 110.40円~111.40円

NY市場は111円を挟んだ一進一退の動き。本日は今夜のFOMCを確認したいとして、ドルの下値サポートになるとの見方。実需のドル買いに注目。貿易決済はドル不足になっており、昨今の本邦大型M&Aによる外貨買いも相まって、ドル高円安トレンドは継続すると見ています。

 

株式 日経平均予想 22800円~23000円

23000円前後の宇和ねが重い展開が続くとの見方。スマートな資金は株価下落を示唆に注目。スマートマネーインデックス(寄り・引け前30分の動き)が株価の先行指数になっており、ダウは昨年比マイナスになっている。今後の株価下落に注意が必要としています。

 

本日も頑張りましょう。

 

本日のレーティング

三菱
新光電工(6967)ニュートラル→オーバーウエイト 900円→1150円

ドイツ
SOMPO(8630)バイ→ホールド 4850円→5050円

マッコリ
住友ベーク(4203)アウトパフォーム→ニュートラル 1150円

 

いちよし
日特エンジ(6145)B→A
サンマルク(3395)A→B

岡三
日通(9062) 強気→中立 7970円→8620円

東海東京
M&Aキャピ(6080)ニュートラル→アウトパフォーム 6500円→11000円

 

岩井コスモ
ナカバヤシ(7987)新規B+ 780円
ダイトロン(7609)A→B+ 2750円→2950円

SBI
浜松ホトニクス(6965)新規やや強気 5300円
オムロン(6645)新規中立 6000円

本日のレーティング

岩井コスモ
カプコン(9697)新規A 3200円
サカイ引越(9039)A→B+ 6500円→6800円

水戸
アイペット(7323)新規B+ 4500円

 

三菱
GMOPG(3769)オーバーウエイト→ニュートラル 11000円
ニューフレア(6256)オーバーウエイト→ニュートラル 8100円→9800円

いちよし
物語コーポ(3097)A→B 13000円
バローHD(9956)A→B 3400円→3300円

 

大和
東海カ(5301)2→1 2350円→2400円
GMO(9449)2100円→2820円

MS
アドテスト(6857)オーバーウエイト→イコールウエイト 2550円→2750

5/18 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24713.98 -54.95

 

CME日経先物 22875 +65

 

為替 110.75

 

東芝メモリの売却承認、中国当局、2兆円、日米韓連合へ

東芝は17日、半導体モリー子会社「東芝メモリ」を6月1日付で米投資ファンドベインキャピタルなど日米韓連合に売却すると発表した。審査が長引いていた中国の独占禁止当局が計画を承認した。東芝メモリは当初計画通り総額2兆円で売却し、東芝は懸案だった財務改善にめどをつける。不正会計や米原子力事業の巨額損失で揺れ続けた東芝の再建問題は大きな節目を迎えた。

 

・アジア企業、内需で成長、18年度、2年連続最高益へ、消費財や車がけん引

アジア企業が、域内で拡大する内需を原動力に成長している。主要上場企業「Asia300」の2018年度純利益は2期連続で過去最高となりそう。純利益額は過去10年で3倍に膨らむ。アジアの中間層(3面きょうのことば)の消費拡大の追い風を受ける消費財や自動車メーカーが業績を伸ばす。利上げや金融緩和の縮小で先進国経済の行方が不透明ななか、アジアがグローバル経済のけん引役となってきそうだ。

 

・上場地銀、6割が減益、前期最終、貸出金利低下が圧迫、利ざや改善見通せず

地方銀行の苦境が鮮明だ。上場地銀80行・グループの2018年3月期決算は6割の48行・グループが最終減益となった。16年2月にマイナス金利が導入された後の融資が増え、貸出金利が下がって収益が圧迫されている。7割の地銀は19年3月期も減益の見通し。地銀の不振は地域の金融仲介機能の低下につながるが、低金利を乗り切る経営モデルは描けていない。

 

・訪日客、4月12.5%増の290万人

日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した4月の訪日客数は、前年同月比12・5%増の290万700人となった。単月ベースで過去最高を更新した。また同日、記者会見した観光庁の田村明比古長官は、民泊事業者の届け出件数が5月11日時点で724件だったと明らかにした。

 

・仮想通貨の規制、技術革新妨げず、NYでSECなどが議論、不正監視の必要性も確認

ニューヨークで14~16日、世界最大規模の仮想通貨イベント「コンセンサス」が開かれ、米証券取引委員会(SEC)や米商品先物取引委員会(CFTC)などの規制当局関係者が仮想通貨をめぐる規制のあり方を議論した。不正行為を取り締まる必要があると確認したうえで、技術革新を妨げない姿勢を示した。

 

・マネー流出、新興国が防戦、インドネシア利上げ、ブラジルは緩和見送り

長期金利の上昇を背景にした新興国からの資金流出の波が、アルゼンチンやトルコからブラジルや一部アジア諸国・地域へと広がってきた。ブラジルが通貨安をおそれ利下げ見送りを強いられたほか、インドネシアは利上げを決めた。動揺が新興国全域に広がり、世界の金融市場に影響が及ぶリスクもある。

 

・北海原油上昇、一時80ドル台に

17日のロンドン市場で国際的な原油指標である北海ブレント原油先物(期近物)が一時1バレル80・18ドルを付けた。80ドル台に乗せるのは2014年11月以来、約3年半ぶりとなる。トランプ米政権による産油国イランへの経済制裁再開の表明や中東情勢の緊迫を背景に、需給の引き締まりを見越した買いが優勢となった。

 

・蜜月続く株・原油金利―リーマン前と類似見え隠れ

日経平均株価と米国の金利、そして原油がそろって上昇する「蜜月」が続いている。セオリーとは異なる現象だが、持続性はあるのだろうか。過去の景気拡大期を想起させる一方で、リーマン・ショック前との類似点も見え隠れする。

 

モーニングサテライト抜粋 

為替 ドル円予想 110.00円~111.20円

海外で一時円高が進んだが、110.87円まで円安方向で戻してきた。本日は政治イベントや発言などで荒れる可能性に注意。米利上げが年4回になるか不透明感があり、確率が上昇すると107円台に向かう可能性があると見ています。

株式 日経平均予想22750円~22950円

米国株は下落したが、為替は円安で推移していることから全体的に小動きを予想。期待どおりの株主還元に注目。17年の同時期を上回る1.5兆円の自社株買いが発表されており、6月までに2兆円になるとの見方。業績好調とコーポレイトガバナンスが主な要因で、今年は15.16年に匹敵する自社株買いがあると見ています。

 

 

本日も頑張りましょう。

5/17 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24768.93 +62.52

 

CME日経先物 22815 +70

 

為替 110.35

 

・iPS、本格利用へ前進、阪大、年度内に心臓病治療、再生医療の中軸に

日本発の再生医療であるiPS細胞(3面きょうのことば)の治療が新たな段階に入った。重い心臓病の治療を目指す大阪大学の臨床研究が2018年度中に始まる。京都大学山中伸弥教授らがiPS細胞の開発に成功してから10年が過ぎ、既存の医療では克服できない難病治療という領域に踏み出す。

 

新日鉄住金、社名を「日本製鉄」に、日新製鋼を完全子会社化

新日鉄住金は16日、2019年4月1日に社名を「日本製鉄」に変更すると発表した。傘下の日新製鋼を完全子会社化し、19年4月に両社のステンレス鋼板事業を統合することも発表。新社名のもと日本メーカーが高付加価値品により、国際競争に勝ち抜く姿勢を鮮明にする。

 

・米金利上昇、ドル独歩高、新興国から資金流出、円は3カ月ぶり安値

16日の東京外国為替市場で、1ドル=110円38銭と約3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米利上げ観測を背景に米長期金利が上昇しており、ドルに資金が向かっているためだ。1カ月半で5円程度と速いペースで円安・ドル高が進んだ。ドルはユーロや新興国通貨に対しても上昇し、独歩高となっている。

 

・ポイントで資産運用、ドコモ、顧客を囲い込み

NTTドコモは16日、同社のサービスポイントを使って資産運用などができるサービスと、利用者の行動を先読みするAI(人工知能)サービスを発表した。いずれもドコモの携帯電話の回線契約がなくても利用できる。回線契約が伸び悩むなか、ドコモはポイント会員を優遇するサービス圏を拡大。金融にも手を伸ばすなど通信にはこだわらない事業モデルへの転換を急ぐ。

 

・4社に1社が最高益、今3月期決算企業、3つの追い風―インバウンド、ネット通販、半導体関連

3月期決算企業の4社に1社が今期(2019年3月期)に最高益となる見通しだ。上場企業全体では円高・資源高といった逆風が吹き足踏みするが、息の長い需要拡大に支えられて利益成長が続く企業も多い。好業績の背景を探ると訪日外国人(インバウンド)需要、ネット通販・物流、半導体関連という3つのキーワードが浮かび上がる。

 

eスポーツ関連株に資金、カプコンなど、若者の買い目立つ

ビデオゲームをスポーツとして競う「eスポーツ」関連事業を展開する企業の株に資金が流入している。eスポーツの競技人口は世界で1億人を超すとされ、日本でも参入企業が相次ぐ。ゲームや周辺機器の開発を手掛ける企業の収益拡大につながるとの期待から、市場の新たな投資テーマになっている。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 109.90円~110.60円

ユーロは下落したが、長期金利の上昇をうけドル円はしっかり。ドル円の鍵を握るユーロドル。IMMの動きから対ユーロでドル買いが進み、今後もドル高円安傾向が継続すると見ています。

株式 日経平均 22700円~22850円

欧米市場の堅調な動きから下値は底堅く、上昇するとの見方。4~6月期企業決算に注目。様々な悪い材料を織り込んで現在の水準。業績予想が保守的で失望売りされている銘柄が散見されているが、製造業中心に為替見通しを控えめにしており、上方修正が期待されるとしています。

 

本日も頑張りましょう。

5/16 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24706.41 193.00 

 

CME日経先物 22745 -135

 

為替 110.37

 

・自動運転に任意保険、損保各社、対人事故を補償、商用化へ環境整備

損害保険各社は任意で加入する自動車保険(3面きょうのことば)について、システムが運転の主体となる自動運転車の対人事故も補償の対象とする方針だ。政府が自動運転中の事故は車の所有者に責任があるとの考え方をまとめたのを受け、具体的な保険の設計に入る。自動運転は事故を巡る民事責任と補償の枠組みが固まり、安全を担保する要件など詳しい制度設計の段階に移る

 

・米長期金利、6年10カ月ぶり高水準

15日午前のニューヨーク債券市場で米長期金利が一段と上昇(債券価格は下落)し、指標である米10年物国債利回りは一時3・06%と2011年7月以来、6年10カ月ぶりの高水準をつけた。

 

・5大銀、高揚なき増益、前期合計純利益7%増、株高が支え、本業厳しく

大手銀行5グループの2018年3月期連結決算が15日に出そろった。合計の純利益は前の期比7%増の2兆6908億円と4期ぶりに増益だった。ただ堅調な株式市場を背景に保有株式の売却益が2割弱増えたほか、過去に積み上げた貸倒引当金の戻り益に頼るところが大きい。高揚感なき増益への危機感は強い。

 

・自動運転、トヨタ提携、データ分析のアルベルトと

トヨタ自動車は15日、データ分析のアルベルトと自動運転分野で業務資本提携すると発表した。月内に6%を出資する。自動運転の認知や判断のカギを握る人工知能(AI)の開発について画像などのビッグデータの解析で連携する。トヨタは2020年から順次、自動運転の市販車を投入する。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 109.6円~110.80円

国内GDPの発表はそれほど重要視されず、ユーロ圏のインフレ見通し材料視されるとの見方。 ボラティリティ低下による円売り動向に注目。VIX低下とIMM投機筋の円売りに相関があり、円安のサイン。米国金利に大きな変動がなければ、111円台も視野に入ると見ています。

 

株式 日経平均予想 22650円~22850円

米国株安を受け下落するが、円安により下落幅は限定的との見方。原油高騰は日経平均の抑制要因。2015年から逆相関が変わり、チャイナショック以降パラレルで価格推移するようになった。これは中東のオイルマネーが引き上げたこと等が要因で、今後は以前の相関関係に戻ると見ています。

 

本日も頑張りましょう。