投資と算盤

投資日記、日々の雑感

1/25 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 26252.12 +41.31

 

CME日経先物 23745 -265

 

為替 109.24

 

 

円高、黒田発言後も収まらず、一時109円台、緩和縮小観測で海外勢動く、米財務長官「弱いドルは利益」

 円高が加速している。24日の外国為替市場で円相場は対ドルで一時1ドル=109円台前半と約4カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。日銀の黒田東彦総裁が23日に金融緩和の出口を否定したが、海外勢の円買い需要は根強い。米財務長官のドル安容認発言もあって一段とドルは売られた。円高への警戒は株式市場にも波及し日経平均株価は2万4千円を割った。

ムニューシン米財務長官も24日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で「弱いドルは貿易などの面で米国の利益になる」と指摘。「長期的には強いドルが米経済の強さを反映する」としたが、異例のドル安容認と受け止められた。

 

・輸出、強まる景気拡大効果、中国向け過去最高、10~12月、GDP1.5ポイント押し上げ

輸出の景気押し上げ効果が拡大している。財務省の貿易統計をもとにした民間調査機関7社の予測によると、2017年10~12月期の輸出は実質経済成長率(年率換算)を1・5ポイント押し上げる。7~9月の1・0ポイントを上回る。好調な米景気や世界的なスマートフォンスマホ)需要がけん引役になっているほか、中国政府による環境規制も鉄鋼などの出荷を押し上げている。

 

・無電柱化に200億円計上 都の来年度予算案 知事査定で上乗せ 

東京都は電線を地中に埋めて電柱をなくす無電柱化について、2018年度予算案に過去最大となる約200億円を計上する方針を固めた。小池百合子知事による予算査定を踏まえ、要求段階から10億円程度上乗せする。17年度に新設した市区町村の費用負担をゼロにする補助金は約6億円と3倍に増やす方針だ。

 

 

モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 108.00円~110.00円

ムニューシン発言を受けドル安に推移。本日はECB理事会だが、ユーロ高けん制をしても口先介入だけではドル安の流れは止まらないとの見方。ドル前面安の主因は原油高。11月以降利上げ以降ドル安傾向が進んでいる。原油価格とドルは逆相関。原油がドル建てということだけでなく、原油高によるドル以外の通貨上昇が影響していると見ています。

株式 日経平均 23550円~23900円

為替の影響で売り先行で寄り付きそうだ。株価急騰後の動きに注目。日経平均1000円上昇に要した時間から、過去の例より調整するとの見方。中長期的には上値余地はあるが短期的には売りが出やすくなると見ています。しばらくは23000円~24500円のレンジ相場が続くと予想。 

 

 

昨日は市場の雰囲気の雲行きが怪しくなりました。きっかけはドル円が110円を突破し日経平均を中心とした大型株の下落です。マザーズ指数は非常に強く一時2%高までいったものの、日経に連れる形で一転マイナス圏まで下落。その後は持ち直し1%高で引けました。為替と日経の相関関係が昨年より薄れており、直近ではほぼ無反応でした。110円の大台を突破しこれ以上の円高が進むと、企業の想定為替レートを下回り、無視できなくなります。ちなみに企業の17年度想定為替レートは110.18です。市場の雰囲気が少しずつ変化しているのでポジションは軽めにし、デイでは売りを厚めに攻めたいと思います。

 

本日も頑張りましょう。