投資と算盤

投資日記、日々の雑感

12/28 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 24774.30 +28.09

 

CME日経先物 22915 +45

 

為替 113.30 

 

原油リビア爆発で先高観、2年7カ月ぶり高値、協調減産で在庫減

北アフリカ産油国リビア東部で26日、原油パイプラインが爆発した。軍関係者は武装勢力による襲撃との見解を示した。主要拠点を失った過激派組織「イスラム国」(IS)残党の関与も浮上。アジアで指標となる中東産原油は27日、2年7カ月ぶりの高値をつけた。産油国の減産効果を材料に投資資金が流入し、先高観も出ている。

 

・アパート過剰、鮮明、11月貸家着工、6カ月連続減、空室増、地方から

急増したアパート建設に歯止めがかかり、家賃下落や空室増への懸念が強まってきた。国土交通省が27日発表した11月の貸家着工戸数は6カ月連続で前年同月の実績を下回った。金融庁の監視強化で地銀の積極融資が止まり、相続税の節税対策も一巡。過剰供給が住宅市況を揺さぶる。

 

・個人間ネット送金、米で急拡大、市場規模20年36兆円、銀行や新興企業、顧客争奪へ火花

米国で個人間のネット送金が急速に広がっている。市場規模は2桁成長が続き、2020年には約3200億ドル(約36兆円)に達するとの試算がある。先行するスタートアップ企業が若年層を獲得する一方、JPモルガン・チェースバンク・オブ・アメリカなど銀行勢は新サービスの提供を始めた。アップルなどIT大手も参入するなど成長市場を巡る競争は激しくなっている。

スマートフォンのアプリなどを通じた個人間の送金を米国では「ピア・トゥー・ピア(P2P)送金」と呼ぶ。調査会社アイテ・グループによると、デジタルのP2P市場(送金総額)は16年に前年比5割増の1470億ドルに拡大。17年も同2割強増える見通しだ。

 

・マザーズ指数高値、10年11カ月ぶり、AI関連など上昇

東証マザーズ指数が27日、大幅に反発して10年11カ月ぶりの高値を更新した。大納会を控えて閑散ムードが漂うなかでも個人投資家の物色意欲は旺盛で、値動きの軽い新興株に資金が向かった。2017年のマザーズ市場では、好業績で人工知能(AI)やフィンテックなど旬なテーマも兼ね備えた銘柄が大きく上昇した。

マザーズ銘柄の今年の値上がりトップ10
〓昨年末から27日終値までの株価変〓〓〓化、単位倍、カッコ内は事業内容〓
1 グレイス (企業向けマニュアル製作) 6.4
2 DMP(3D画像処理技術) 5.7
3 夢展望(女性衣料のネット通販) 5.7
4 中村超硬(ダイヤモンド工具) 5.3
5 串カツ田中(串カツ専門店) 4.7
6 ASJ(サーバーレンタル) 3.9
7 ベイカレント(ITコンサル) 3.9
8 ビリングシス(決済業務支援) 3.8
9 ビーロット (中古ビルの再生や用地開発) 3.7
10 シンメンテ (店舗設備メンテナンス) 3.6

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 112.90円~113.70円

年末モードでNYダウも小動きとなっている。本日の東京市場でも小幅な動きが予想される。年明けのの為替相場は、円高へのポジション整理に注意したいとの見方。 

 

株式 日経平均予想 22850円~23000円

クリスマス後の年末相場は毎年、売買代金が回復する傾向があり掉尾の一振となる。悪材材料がない限り、本日明日には23000円台を回復すると見ています。 

 

年末らしい相場が続いています。閑散相場で新興市場に資金が流入しています。特にマザーズの強さが際立ち、10年ぶりの高値を更新。直近IPO に関してはS高銘柄が続出しました。本日もこの流れを引き継ぐと思われます。大型株も例年大納会前日と大納会はやや売買が活性化する傾向があり、意外と強い相場展開を予想しています。

 

本日も頑張りましょう。