投資と算盤

投資日記、日々の雑感

11/27 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 23557.99 +31.81

 

CME日経先物 22650 +250

 

為替 111.53

 

・三菱マテ系、改ざん把握後も不正疑いの製品出荷

三菱マテリアル子会社が検査データを改ざんしていた問題で、3子会社のひとつ、三菱電線工業が改ざん把握後も不正の疑いがある製品の出荷を続けていたことが24日、明らかになった。同日、記者会見した三菱マテリアルの竹内章社長は「コンプライアンス(法令順守)の欠如があった。ご迷惑おかけしたことをおわびする」と謝罪した。

 

・「EV急拡大なら赤字」、トヨタ内山田会長に聞く、バッテリー高コスト、燃料電池開発続ける

世界が一斉に電気自動車(EV)に向くなか、これまで燃料電池車(FCV)を次世代環境車の本命に位置付けていたトヨタ自動車やホンダなどは方針転換を迫られている。FCVや「水素社会」はこのままEVにのみ込まれてしまうのか。トヨタの内山田竹志会長(71)に聞いた。

――EVのインフラが整備された後に、FCVを普及させようという機運は高まるでしょうか。
 「今後、CO2排出量を少なくするために風力や太陽光などの再生可能エネルギーの比率を高めていく動きが加速する。再生エネでつくった電気の貯蔵や運搬に水素が活用できる」
 「EVの普及を急速に進めたらほとんどの自動車会社は採算がとれず赤字になってしまう。トヨタもそうだが(中国での環境車販売義務などの)規制をクリアできるギリギリの台数でやる」
 ――トヨタですら採算がとれないのですか。
 「(現状は)どの会社もとれないだろう。EVのバッテリー量はハイブリッド車(HV)の5倍程度必要だ。プラグインハイブリッド車(PHV)の『プリウスPHV』はバッテリー量が3倍程度ですむが、コスト増にあえいでいる」
 ――30年にはEVが新車販売の3割に達するとの予測もあります。
 「急速すぎる。トヨタの年間販売台数が900万台でそのうちHVは140万台で15%前後で、ここまでくるのに20年かかった。30年の30%は不可能だと考える」
 「各国が無理やり規制すれば実現するかもしれないが、そんなことしたらめちゃくちゃになってしまう。消費者からも不満がでる。航続距離や充電時間、電池寿命など課題は多い。トヨタが開発している『全固体電池』でも不十分。車全部がEVになる時代は来ない」

 

ユニクロ、セールで接続集中か、ネット通販一時停止、1日以上利用不能

ファーストリテイリングが展開するカジュアル衣料品店「ユニクロ」のネット販売がシステム障害で一時ダウンした。23日から始まった一大セールイベント「感謝祭」で予想を超えるアクセスが集中。24日午後4時ごろにはサービスを再開したが、1日以上利用できなかった。詳細な原因は究明中という。

 

・カード派が現金上回る、1万超~5万円の支払い、07年調査以来初めて

2017年の2人以上世帯の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1万円を超えて5万円までの支払い手段について、クレジットカードと回答した割合は54・1%で、現金と回答した割合を07年の調査以来初めて上回った。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 111.00円~112.00円

海外では111円半ばでの小動きで推移。本日はここから要人発言を控えており、もみ合い相場を予想。今後は、米税制改革法案の審議が注目されるが113円台の円安方向に動くと見ています。

株式 日経平均予想 22600円~22750円

欧米株の上昇を受け、日経平均は上昇して始まりそうだ。今後は、米ロバート・シラー教授のシラーPERでみた上値メドが2019年半ばの日経平均28500円をにらみながらの強気相場が続くと見ています。

 

 

先週、日経平均は安定し比較的堅調に推移しました。しかしながら、外国人投資家は売りに回り始めています。過去20週を確認すると19週が外人買い越し=上昇、外人売り越し=下落となりました。11月の第二週だけ異なりましたが、それは日銀効果と見るべきでしょう。外人は今のところ買い持ちの解消と見るのが妥当です。今後さらに売るとなると先物売りが主体となるので、値動きが大きくなる可能性があります。ただ、HFは今季の成績が悪くなければさらなる仕掛けはしてこないと思いますので、年末まで意外と堅調な動きになると予想しています。

話は変わってビットコインが100万円を超えました。大きな乱高下はあったものの、ずっと握っているのが正解でした。加えて分裂を繰り返していますので、その際に付与された仮想通貨を加えると売らずにいた投資家は相当利益となったことでしょう。ここで感じたのは、周囲からバブルや胡散臭いというような風潮がでた第一段階は買いということです。機関投資家がいないことや空売りを仕掛けたりする人も少ないのも上。今後市場が成熟していく中でどのような動きをするのか、またその他の仮想通貨は淘汰されてしまうのか非常に楽しみです。

 

本日も頑張りましょう。