10/20 相場見通し・材料
おはようございます。
NYダウ 23119.00 +5
CME日経先物 21335 -115
為替 112.56
・日経平均13日続伸、29年ぶり、海外投資家がけん引
日本株の上昇が続いている。19日の東京市場で日経平均株価は13営業日続伸し、1996年10月以来となる21年ぶりの高値をつけた。13日続伸は29年8カ月ぶり。企業業績への期待に加え衆院選は与党優位との見方が先行きへの安心感につながり、外国人投資家の資金が日本株を押し上げている。
スペイン政府は19日、北東部カタルーニャ州の独立問題に絡み、21日にも同州の自治権停止の手続きに入ると発表した。同州政府は中央政府が州の地位を巡る協議に応じなければ正式な独立宣言に踏み切る考えを示した。
・中国景気、緩やかに減速、習氏、成長より調和重視、環境改善やバブル抑制
中国の2017年7~9月期の実質成長率は前年同期比6・8%と、4~6月期から0・1ポイントの小幅な減速となった。金利上昇や当局によるバブル退治で民間投資や不動産販売が鈍った。環境規制の強化も生産に影を落とし、財政で景気全体を支える構図だ。習近平国家主席は、環境などと調和した経済成長の「質」を重視する方針。景気の減速が緩やかな限り、環境改善を優先する構えだ。
・孫氏 次の「10兆円ファンド」
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は19日、世界のIT(情報技術)関連ベンチャー企業に投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の第2弾を設立する考えを明らかにした。今後2~3年で立ち上げ、順次ファンドの数を増やしていくという。資金の出し手は明らかにしなかったが、実現すれば世界の情報産業をつなぐ「ソフトバンク経済圏」がさらに広がる可能性がある。
・投資動向
モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 112.00円~113.00円
海外では円高が優勢で、112円半ばで推移している。今後はFRB議長が決定するまで静かな相場展開となりそうとの見方。当面はレンジ相場になると予想しています。
株式 日経平均予想 21300円~21450円
日経平均は急ピッチな上昇で、利食い売りも出やすくなっています。本日は様子見の相場展開になるとの見方。57年ぶりの14連騰への更新は微妙な状況。ただし、本日下げてもスピード調整程度と見ています。日経平均は22000円を目指すとしていますが、11月下旬で頭打ちになると予想。
日経はついに29年8ヶ月ぶりの13連騰です。NYダウは一時100ドル以上下落したものの、+で戻ってきました。短期過熱感や週末要因もあり本日上昇するかは微妙なところです。先物市場では日経が300円近く下落する場面もあり、SNS上では市場は天井を打ったと盛り上がっていましたが、そうは問屋は卸さないと見ています。株価的にも300円下げたところで1%程度の下落であって通常の調整の範囲ないです。本格的調整があるとすれば1000円近い下落がきてからと考えています。
本日も頑張りましょう。