5/17 相場見通し・材料
おはようございます。
NYダウ 24768.93 +62.52
CME日経先物 22815 +70
為替 110.35
・iPS、本格利用へ前進、阪大、年度内に心臓病治療、再生医療の中軸に
日本発の再生医療であるiPS細胞(3面きょうのことば)の治療が新たな段階に入った。重い心臓病の治療を目指す大阪大学の臨床研究が2018年度中に始まる。京都大学の山中伸弥教授らがiPS細胞の開発に成功してから10年が過ぎ、既存の医療では克服できない難病治療という領域に踏み出す。
新日鉄住金は16日、2019年4月1日に社名を「日本製鉄」に変更すると発表した。傘下の日新製鋼を完全子会社化し、19年4月に両社のステンレス鋼板事業を統合することも発表。新社名のもと日本メーカーが高付加価値品により、国際競争に勝ち抜く姿勢を鮮明にする。
・米金利上昇、ドル独歩高、新興国から資金流出、円は3カ月ぶり安値
16日の東京外国為替市場で、1ドル=110円38銭と約3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米利上げ観測を背景に米長期金利が上昇しており、ドルに資金が向かっているためだ。1カ月半で5円程度と速いペースで円安・ドル高が進んだ。ドルはユーロや新興国通貨に対しても上昇し、独歩高となっている。
・ポイントで資産運用、ドコモ、顧客を囲い込み
NTTドコモは16日、同社のサービスポイントを使って資産運用などができるサービスと、利用者の行動を先読みするAI(人工知能)サービスを発表した。いずれもドコモの携帯電話の回線契約がなくても利用できる。回線契約が伸び悩むなか、ドコモはポイント会員を優遇するサービス圏を拡大。金融にも手を伸ばすなど通信にはこだわらない事業モデルへの転換を急ぐ。
・4社に1社が最高益、今3月期決算企業、3つの追い風―インバウンド、ネット通販、半導体関連
3月期決算企業の4社に1社が今期(2019年3月期)に最高益となる見通しだ。上場企業全体では円高・資源高といった逆風が吹き足踏みするが、息の長い需要拡大に支えられて利益成長が続く企業も多い。好業績の背景を探ると訪日外国人(インバウンド)需要、ネット通販・物流、半導体関連という3つのキーワードが浮かび上がる。
ビデオゲームをスポーツとして競う「eスポーツ」関連事業を展開する企業の株に資金が流入している。eスポーツの競技人口は世界で1億人を超すとされ、日本でも参入企業が相次ぐ。ゲームや周辺機器の開発を手掛ける企業の収益拡大につながるとの期待から、市場の新たな投資テーマになっている。
モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 109.90円~110.60円
ユーロは下落したが、長期金利の上昇をうけドル円はしっかり。ドル円の鍵を握るユーロドル。IMMの動きから対ユーロでドル買いが進み、今後もドル高円安傾向が継続すると見ています。
株式 日経平均 22700円~22850円
欧米市場の堅調な動きから下値は底堅く、上昇するとの見方。4~6月期企業決算に注目。様々な悪い材料を織り込んで現在の水準。業績予想が保守的で失望売りされている銘柄が散見されているが、製造業中心に為替見通しを控えめにしており、上方修正が期待されるとしています。
本日も頑張りましょう。