投資と算盤

投資日記、日々の雑感

1/26 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 26392.79 +140.67

 

CME日経先物 23635 -105

 

為替 109.42

 

・米国第一、ドル安に波及、米政権が容認発言、閣僚ら保護主義で足並み

足2年目に入ったトランプ米政権が「米国第一主義」の主張を再び強め、外国為替市場で一段のドル安へと波及している。主要国首脳らがそろう世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、ムニューシン米財務長官がドル安で輸出を後押しするととれる異例の発言を繰り出した。通貨安競争と通商摩擦に発展すれば、好調な世界経済に水を差す。

 

円高、107円台も視野、輸出企業の業績に重荷

保護主義に傾く米国の動きに呼応するように外国為替市場ではドル安が進んでいる。円は約4カ月半ぶりに1ドル=108円台に突入し、2017年の高値更新も視野に入った。対ユーロでも年初から比べ3・8%下落している。円高進行は輸出企業の採算悪化につながり、訪日外国人(インバウンド)の消費にも重荷だ。緩やかに回復してきた日本経済を下押しする可能性がある。

 

・デジタル通貨、年内に複数決済、IIJ、事業開始

インターネットイニシアティブ(IIJ)は25日、複数のデジタル通貨の取引や決済ができるサービスを2018年中に始めると発表した。金融機関や大手家電量販店などと組むことで、利用者は仮想通貨(ビットコイン)や電子マネー、銀行口座と連動させて簡単に支払いなどができる。22年度をメドに会員数500万人、売上高100億円を目指す。

 

・欧州中銀、ユーロ高警戒、金融政策維持、年内利上げ「ほぼない」

外国為替市場でユーロが対ドルで約3年ぶりの高値を更新し、欧州中央銀行(ECB)が警戒を強めている。ドラギ総裁は25日の理事会後の記者会見で、最近のユーロ相場の値動きは「不確実性の源だ」と指摘し、注視する姿勢を示した。緩和縮小は慎重に進める考えで、市場の一部でささやかれる年内の利上げは「ほとんどあり得ない」と踏み込んだ。

 

・売買動向

投資部門別 【株式2市場】 18年1月3週 億

自己…2020
個人…▲230
海外…▲2222
信託…505
証券…▲54
投信…▲52
法人…144
他法…21
生損…▲131
銀行…▲82
他金…15

 

投資部門別【株+先物】 18年1月3週 億

自己…1896
個人…▲719
海外…▲1898
信託…▲45
証券…▲109
投信…1079
法人…184
他法…33
生損…▲145
銀行…▲363
他金…▲8

 

 

モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 109.00円~110.40円

NY市場は乱高下相場からドルの買戻しに動いている。本日の東京市場では、ダボス会議でのトランプ大統領発言待ちでドルは底堅い展開を予想。

株式 日経平均予想 23600円~23800円

ドル円の動きをにらみながらの展開を予想。国内企業決算発表を前にして強含みの相場になると見ています。週末だが、売り一巡後はプラス圏に動くとの見方。

 

要人発言を受け、為替の乱高下が続いています。ムニューシン財務長官「ドル安は米国にとってよいこと」、ECBドラギ総裁「ユーロ高は外部の発言も要因のひとつ」、トランプ大統領「ドルは強くなっていく、強いドルを望む」といった内容です。108円前半~109円後半へと最近にはないボラが生まれています。日本株も為替にらみの展開が予想されます。NYダウは無双状態ですが、日経先物は夜間大きく下落しています。為替の動きが背景にあると思いますが、NYダウと日経平均の相関は弱まっていることが明白です。そうはいっても米株の下落には余計に付き合わされるので注意です。

 

本日も頑張りましょう。