投資と算盤

投資日記、日々の雑感

11/16 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 23271.28 -138.19

 

CME日経先物 22090 -215

 

為替 112.80 

 

新興市場の銘柄にも売り波及

15日のJQ平均は2.1%安に。1日の下げ幅は2016年6月以来、1年5ヶ月ぶり。マザーズ指数も2.3%下落。

 

有機ELを6割増産、LG、高精細テレビ普及へ

韓国LGディスプレーは高精細で明暗をくっきりと表現できる有機ELテレビ向けパネルを2018年に最大280万台分生産する方針を固めた。17年生産見込みに比べ6割増やす。LGは現在、テレビ向け有機ELパネルを独占的に供給している。LGの増産により、テレビの世界需要に占める有機ELテレビのシェアは1%程度を占め、本格的な普及期に入る。

 

・1.6%成長に上向く、今年度予測、輸出・投資が支え―賃上げ不発にリスク

エコノミストの間では国内消費も年末から回復が速まるとの見方が多いが、カギを握る賃金の伸びには慎重な見方もある。円高に転じると訪日観光客が減るなど逆風も懸念され、株価や為替の動きはリスク要因だ。

 

・「有料くじ」に誤表示、バンナムスマホゲーム

バンダイナムコエンターテインメントは15日、配信しているスマートフォンスマホ)向けゲームで、「ガチャ」と呼ばれる有料の電子くじに誤表示があったと発表した。ゲーム会社のアカツキが開発し、バンダイナムコが配信する「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」で起きた。一部の利用者にガチャで出ないキャラクターが出現すると表示された。バンダイナムコは誤表示があったことを認め、「プログラムの不具合が原因」と説明した。

 

・機械より人が価値生む――強まる高PBR銘柄買い

世界の株式市場で買われる銘柄に変化が起きている。技術の粋を集めた高価な製造設備を持つ企業より、社員が新たなアイデアを生みやすい企業へ。人材やブランドなど貸借対照表(バランスシート)に載らない価値を持つ企業は、純資産に比べて生む価値が大きく、PBR(株価純資産倍率)が高い。高PBR株の買いが大きな潮流になりそうだ。

 

・上場企業の業績改善が鮮明に

2018年3月期の純利益は前期比17%増の25兆6314億円と過去最高を更新する見通し。改善額の上位は電気機器や商社、自動車。世界景気の回復や為替で円安など外部要因が好転。また構造改革に取り組んだ事で稼ぐ力を高めた

 

・15日の株式市場は6日続落

2016年5月6日以来約1年半ぶりの6日続落となり、この間の下落幅は900円強に。HFなど海外投資家が世界で上昇率が突出していた日本株に利益確定売りを出している

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル予想 112.00円~113.50円

113円を挟む展開を予想。物価コア指数が良かった

経済サプライズ指数に注目。10月以降は堅調だがピークは近く、ピークを過ぎると金利も同様に低下。ドル円は上値が重い展開になるとの見方。ただし、下値も限定的になると見ています。

株式 日経平均予想 21900円~22100円

為替が112円台に入っていることからも、さらに調整か。アメリカの資源国化に注目。鉱工業生産指数金融危機以降工業が主導。これをアメリカの資源国化とみています。鉱工業生産指数と株価との連動は強く、目先原油稼働リグ数は増加。日米株式に良好な材料になると見ています。

 

日経は大幅安となり、6日続落となりました。昨日は場中に仕掛けられ、後場日銀の介入で戻るも、そのあと引けにかけ急落しました。また、先物市場では22000円を割り込みました。現在先物は昨日引値前後で推移しています。テクニカル的にはM25を割り込むかどうかのところに来ています。新興市場では、ゲームセクターをけん引してきたアカツキにガチャを操作していた疑惑がネットで浮上。その他ゲームセクターに波及し、新興市場も厳しい展開となりました。ただ、バイオセクターになぜか資金が流入していました。調整するのは想定していましたが、スピード感についていけずうまくトレードできませんでした。今後の見通しとしては、やはり調整は続き21000円まではあっさりいってしまうと思っています。ヘッジファンドも下期の成績に満足して入れば、手じまいしますし、まだ足りないのであれば、さらに下に持っていきたいと考えるでしょう。どちらにせよ、売られるわけですから年末までは、よくても23000円の高値を再度奪還するとは考えにくいです。ロングを仕込みたい人は焦る必要はないでしょう。

 

本日も頑張りましょう。