投資と算盤

投資日記、日々の雑感

11/13 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 23422.21 -39.73

 

CME日経先物 22460 -185

 

為替 113.56

 

・サウジ、イランに強硬姿勢、皇太子「内外に敵」演出、「脱石油」改革停滞で焦り

ムハンマド皇太子による大規模な汚職摘発で世界を驚かせたサウジアラビアが、対イランでも強硬な姿勢を打ち出した。イランを後ろ盾とするイスラムシーア派組織「ヒズボラ」を標的に、レバノンの政治に介入。イエメン内戦をめぐってもイラン批判の調子を強めた。自身が旗を振る「脱石油」改革が停滞するなか、国内外の「敵」との対立を演出し、求心力を取り戻そうという焦りがうかがえる。

 

・非鉄大手、3社上方修正、今期営業益、資源価格上昇で、非資源分野も伸びる

非鉄金属大手4社の2017年4~9月期連結決算が10日、出そろった。銅や亜鉛などの価格上昇で、鉱山部門や製錬部門の採算が改善した。好調を受け、住友金属鉱山三菱マテリアル三井金属の3社は18年3月期の営業利益予想を上方修正した。資源価格が上向く恩恵を受けるほか、銅箔や電池材料、超硬工具といった「非資源」の伸びが全体を押し上げる。

 

・崩れる「株高=円安」の構図―為替は米金利にら

株式市場が日経平均株価の約26年ぶりの高値に沸くなか、為替の動きは静かだ。11月に入って1ドル=113円台を中心とした小さな値動きに終始し、昨今の金融市場で常識となった「株高=円安」の構図は薄れてきた。

 

・続くか個人の順張り―脱デフレ相場の試金石

出遅れていた個人投資家が「逆張り」から「順張り」に転じ始めた。個人が順張りに動くとヘッジファンドなど海外の短期筋は売り方に転じる傾向があるとされる。10日の東京市場では日経平均株価が3日続落し、やはり売りを主導したのは海外の短期筋との見方が多い。脱デフレをはやして上昇してきた日本株の先行きは、個人の順張りが今後も続くかにかかっている。

 

・ドイツ7~9月GDP(14日)―堅調さ、潜む低金利リスク

ドイツ連邦統計庁は14日、7~9月期の国内総生産(GDP)の速報値を公表する。雇用の改善が個人消費を支え、景気回復の堅調さを示す結果になるとの見方が多い。だが超低金利政策をカンフル剤とした回復には危うさもつきまとう。好調の陰で将来の国際競争力が損なわれていないか、目配りが欠かせない。

 

・アジア株、適温相場続く、インド・インドネシア最高値、米の緩やかな利上げ底

アジア株の上昇に弾みがついてきた。5日の週はインドやインドネシアで主要な株価指数が最高値を更新し香港は2007年12月以来の高値を回復した。底堅い中国経済の恩恵を受けて景況感が改善している。米国の利上げが緩やかに進むとの見方と相まって株高と債券高が併存する「適温相場」が続く。

 

・アリババ、「独身の日」2.7兆円突破、11月11日セール、昨年上回る、実店舗に閉鎖の波

中国インターネット通販最大手、アリババ集団は11日、大規模な「独身の日」セールを開き、取引額が約1600億元(約2兆7千億円)を突破した。

 

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 113.00~114.00

本日は113円半ばの推移を予想。中東リスクに注目。11月は上がりやすいアノマリーだが、サウジ、イランの対立激化による地政学的リスクが浮上。加えてムハンマド皇太子による粛清が市場心理を冷やす要因となるとの見方。VIX指数の上昇によるドル安円高に注意したいとのことです。

株式 日経平均予想 22500円~22770円

5日移動平均を割り込んだため、一度調整局面を予想。半年後にみる予想EPSに注目。上期は1400円~1510円と7.8%ほど上昇。同様の上昇率で計算すると、2017年着地が1629円となり、日経平均は25000円を目指す展開になると見ています。

 

 

先物と現物の逆ザヤが引けが増えてきています。三桁を超える逆ザヤは注意が必要です。バーナンキショックの時も同じような状態が出現しており、調整が長引く可能性があります。中東リスクや米国の法人税減税問題など不安要素が広がる可能性が高まっており、投資家心理も冷えかねません。明るい兆しとしては、先週末新興市場が盛り返しているところです。外人は一気に売りにまわるのではなく、一部は新興市場へ資金をふりむけ始めると希望的観測を持っています。今週の動きが年末までの方向性を決める可能性が高く、注視していこうと思います。

 

本日も頑張りましょう。