11/8 相場見通し・材料
おはようございます。
NYダウ 23557.23 +8.81
CME日経先物 22855.00 +275
為替 113.97
・日経平均、周回遅れの高値、バブル後最高2万2937円、企業、海外で稼ぐ力、国内構造改革進まず
7日の日経平均株価は前日比389円高の2万2937円まで上昇し、1992年1月以来、25年10カ月ぶりの高値をつけた。96年6月につけたバブル崩壊後の高値(2万2666円)を更新した。企業業績が最高益を更新する一方、持ち合い解消などで市場の正常化が進み、海外マネーを引き寄せる。だが海外株の上昇に比べると「周回遅れの高値」の印象は否めない。米国や中国ではIT(情報技術)企業が市場をけん引。日本は構造改革が遅れ、企業の新陳代謝が進まない。(
・郵政子会社、駐車場関連に5億円出資 土地ノウハウ
日本郵政の投資子会社である日本郵政キャピタルは7日、駐車場関連ビジネスを手掛けるフィル・カンパニーに約5億円出資し、資本・業務提携すると発表した。フィルが30日に実施する第三者割当増資を引き受ける。出資比率は5%超になる。フィルのノウハウをもとに、全国の郵便局の敷地の有効活用を目指す。
・化学7社が最高益 4~9月最終
化学7社の2017年4~9月期決算が7日、出そろった。石油化学製品の市況好転などにより7社すべてで純利益が過去最高だった。業種別で見ても、化学は上場企業全体の増益への寄与度が大きい。18年3月期通期も信越化学工業を除く6社が今回上方修正し、全社が最高益を見込む。
・EV電池開発、次世代の先まで、サムスンが「空気電池」、航続距離2倍に
韓国サムスン電子は現行製品の2世代先となる電気自動車(EV)向け充電池を開発する。1回のフル充電で走行可能な距離をEVに使われているリチウムイオン電池の2倍近くに増やし、現行の1世代先にあたる製品開発で先行するトヨタ自動車に対抗する。各国当局と自動車メーカーのEVシフトを受け、基幹部品である電池の開発競争が激しくなりそうだ。
モーニングサテライト抜粋
為替 ドル円予想 113.40円~114.80円
目だった材料はなく小幅な動きで推移している。本日の東京市場は小幅上昇との見方。過去、11月はドル高円安の傾向があり、年末までに118円の円安を予想しています。
株式 日経平均予想 22750円~23050円
昨日の大幅高の反動で売り優勢で始まりそうだ。M25.M75と株価の乖離率が高くなっており、ここは売り物が出やすい水準との見方。しかし、オプションSQを控えて乱高下も予想されます。23000円への回復を期待したいとしており、業績からは24000円も視野に入ると見ています。
昨日は先物で市場で一時23000円を超える場面もあり、売り方が退場していくのが目に見える動きでした。夜間では150円ほど下落していますが、SQも控えており寄りが弱くても、乱高下が予想されます。
本日も頑張りましょう。