投資と算盤

投資日記、日々の雑感

11/1 相場見通し・材料 

おはようございます。

 

NYダウ 23377.24 +28.50

 

CME日経先物 22205 +310

 

為替 113.68

 

・日銀、大規模緩和維持を決定 物価見通し下方修正 

 日銀は30~31日に開いた金融政策決定会合で、金融緩和策の現状維持を賛成多数で決めた。短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債金利をゼロ%程度に操作する現状の金融市場の調節を続ける。

 

ソニー、20年ぶり最高益

 ソニーは31日、2018年3月期の連結営業利益が20年ぶりに過去最高を更新する見込みと発表した。復活の背景には総合力の向上がある。エレクトロニクスや金融など様々な事業でバランス良く稼ぐ体制を構築。特に半導体部門が好調で、スマートフォンスマホ)向けの画像センサーの需要が拡大している。

 

・7期連続成長

日本経済は緩やかな景気回復が続いている。 民間シンクタンクの最新予測では、7~9月の実質経済成長率が年率1.5%と、7四半期連続でプラス成長となっていることが分かった。

上場企業の4~9月期純利益が増えたのは全体の71%となり、4年ぶりの高水準になっている。 電機や機械など外需企業が、日本企業の業績をけん引する構図が強まって来た。

 

ルネサスエレクはトヨタに「車の頭脳」となる演算処理用の高性能半導体を供給すると発表

トヨタが2020年の実用化を目指す自動運転車に採用された。「レベル3」の自動運転技術を支える。エヌビデァアのGPUも補助的に搭載される可能性。

 

・素材価格の上昇鮮明

企業活動に使う素材の流通価格の上昇が鮮明だ。鋼材は2017年の年初比で1~3割上昇、段ボールに使う原紙も1割高い。首都圏の再開発需要の本格化や堅調な中国景気が価格を押し上げた。日経商品指数42種(1970年=100)の10月末値は前年比で12カ月連続で上昇した。景況感の改善に伴い、川上の底堅さが際立っている。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 113.20~114.20円

ドル円の上値は重い展開か。会員税制改革法案に注目。市場では段階的な引き下げ報道で金利が低下しドル安円高となった。一時トランプの発言でドル高に振れたが、財源の問題で税控除めぐる話がまとまらないと、為替市場にマイナス要因となるとしています。

株式 日経平均 22050円~22200円

欧米市場の好決算やドル高で戻ってきていることから、上昇して始まりそうだ。FRB人事やFOMCを控え、上値は重い展開を予想。日本株の勢いが続くが注目。10月以降は短期筋や海外勢がけん引。それによってNT倍率が上昇した。NT倍率は相場の転換点を暗示しており、NT倍率下落=短期筋の取引一巡となりやすい。そうなれば、指数の上昇で押し上げられた銘柄は下落し、好業績銘柄に資金が流入すると見ています。

 

先物が22200円台で帰ってきてます。昨日、午前中は弱含んだものの、日銀の現状維持が伝った後は、値を戻しほぼ変わらずで引けました。新興市場にも資金が流入してきており、マザーズも連騰しています。決算にもよく反応しておりとても良い地合いといえるでしょう。日経が為替、ダウ先物無視で先物主導で異常に上昇したら、何も考えずロングでいいと考えています。懸念材料としてはロシアゲート問題の再燃、米税制改革の遅れ、FRB人事などがあります。これはドル円市場には表れ始めている印象で、上値を重くしています。ドル円が硬直、あるいわ下落となると大型株は厳しい相場展開になるかもしれません。

 

本日も頑張りましょう。