投資と算盤

投資日記、日々の雑感

10/30 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 23434.19 +33.33

 

CME日経先物 22035 +180

 

為替 113.69

 

・米GDP 3.0%成長

米商務省が27日発表した7~9月期のGDP速報値は、前期比年率換算で3.0%増となった。 伸び率は4~6月期の3.1%増をほぼ維持した。 市場予想の2.5%増を上回った。 FRBの利上げ路線を後押ししそうだ。

 

カタルーニャ州、独立宣言 スペインは自治権停止承認 

スペイン上院は27日、独立問題が長引く北東部カタルーニャ州自治権停止を承認した。これを受け、中央政府は州首相らの解任などに踏み切る。現行憲法下で初となる異例の強硬措置は副作用が避けられないが、経済にも悪影響を及ぼし始めた事態の収拾を優先した。中央政府に抵抗した州議会は同日、独立を宣言した。

 

ビットコイン「分裂バブル」、来月に第4の新通貨、8月に値上がり、投機呼ぶ

代表的な仮想通貨であるビットコインが次々と分裂している。24日に新通貨「ビットコインゴールド」の分裂作業が始まり、11月中旬には中国勢を中心に新たな通貨を誕生させる構想がある。初の分裂で8月に生まれた「ビットコインキャッシュ」と合わせると4種類に増える可能性が高い。新通貨を得ようとする投機マネーの流入で、本家ビットコインは大幅な価格上昇が続く。世界的なカネ余りが生み出すビットコインの急騰劇は「分裂バブル」の様相も呈してきた。

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 113.00円~114.00円

本日は日銀政策決定会合を控え様子見ムードとの見方。株高に遅れる円の行方に注目。ドル円が出遅れているが、株高は円安方向へ寄与するとしています。海外勢や生保の外貨資産への投資が自動的に円売りドル買い圧力になると見ています。株高が継続するならば118円~120円と予想しています。

株式 日経平均予想 21900円~22150円

先週末、売買代金3兆円越えで売買意欲は旺盛となっているが、割安感は低下しており、決算発表後の利益確定売りには注意が必要としています。日銀のETF買い入れに注目。日銀は買うならTIOPIX型との見方。10月は一度も出動せず、今年の買い入れ額は4.6兆円。年末までに約1.4兆円の買い入れ余力があり、上昇局面でも買い入れの可能性があるとしています。

 

日経平均は22000円を突破しました。さらにナスダックは脅威の2%高です。NYダウ換算で460ドル高と考えると驚きです。上昇要因は好決算のFANGです。米国市場はFANGの上昇と相関が非常に強いため指数を伸ばしました。今後の展開として、①大型株、小型株両方上昇②大型が調整して小型に資金が流入③大型調整で小型も下落の3つを想定しています。個人的には②を期待したいですが、米国市場においては小型株の出遅れ感はないため調整した場合、両者起こるのが通常のセオリーです。ただ、国内で見ると小型への資金は先週あたりからの印象が強いので、継続することを期待したいです。

余談ですが、FANG(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、旧グーグル)が持つ権力が過去最大となっています。我々が、アンドロイドやアマゾンで買い物することはすなわち20~30%それらの企業へ資金を払っていることとなります。つまり国内で消費したもの(ネットで買ったもの)の2割以上は米国の一部企業の利益となっているのです。企業の国家超越は今後も進行は止まらず、それらの企業は今後も莫大なデータを蓄積していきます。これはAI、ビッグデータ時代の覇権がすでに決していることを意味します。これからの企業はFANGの作ったプラットフォームありきの企業が大半をしめる可能性が高く、FANGはさらに強大な権力を持つことになるでしょう。ただしFANG内での覇権争いや脱落は今後もあると思います。個人的にはアルファベット、アマゾンが一歩リードしている印象です。今後、ゲームチェンジがあるとするならば拡張、仮想現実の分野でどこが実権を握るかに注目しています。

これらのことは、長期投資において大きなリターンを得るためのヒントになると思ったので備忘録として書いておきました。

 

本日も頑張りましょう。