投資と算盤

投資日記、日々の雑感

10/16 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 22871.72 +30.71

 

CME日経先物 21225円 +245

 

為替 111.81

 

ソフトバンク子会社スプリント、米携帯3位と統合へ、独社と大筋合意

ソフトバンクグループは傘下で米携帯電話4位のスプリントと、同3位のTモバイルUSを経営統合させる方向で、Tモバイル親会社の独ドイツテレコムと大筋合意した。実現すれば統合新会社はベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの米携帯電話2強に迫る規模となる。超高速通信「第5世代(5G)」時代の投資や新サービス開発の競争に備え、業界再編に踏み切る。

 

・平成の株式市場軌跡

◦持ち合い解消 1990年から2017年3月末まで137兆円
◦同期間外国人投資家150兆時強買い越し
ROE企業統治重視も持ち合い削減促す 日本企業のROE10%近くに
◦平成に入り外国人日本株保有21兆➡︎174兆に拡大 比率30%に

 

・弱気派が演出した急伸  海外勢・個人が持ち高解消 

日経平均株価がほぼ21年ぶりに2万1000円台に乗せた13日。市場で話題になったのは、突如として急伸した午後の値動きだった。

これまで日本株に弱気だった海外勢だ。日経平均はこの日で9日続伸し、ドル建て日経平均も17年半ぶりの高値水準に上昇した。日経平均先物の売り持ち高を抱えていた海外勢が「ついに白旗をあげ」(大手証券のトレーダー)、午後に損失覚悟の買い戻しに動いたという。

データがこの見方を裏付ける。外資系証券会社経由の先物の売買手口をみると、ゴールドマン・サックス証券経由の年初からの累計の日経平均先物の売り持ち高は前週末時点で推計3万枚に達していた。ところが、13日は一転して日経平均先物を1791枚買い越している。

これが国内の弱気派にも飛び火した。相場が下がれば利益が出る「ベア型」上場投資信託ETF)の持ち高を積み上げていた個人投資家や地銀などが、13日午後に一斉に持ち高解消に動いた。ベア型投信の売りは、先物買いを誘発するので株価を押し上げる効果がある。

 ベア型ETFの「NEXTFUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(日経Dインバ)」の発行済み株式数にあたる口数は、12日時点で過去最高に積み上がっていた。だが、SBI証券の売買代金ランキングをみると、13日は一転して、同ETFが売り銘柄上位に顔を出した。

 日経平均リンク債も一役買っている。リンク債は日経平均があらかじめ決めた水準である「ノックアウト価格」に到達すると、満期前に早期償還される。このため、リンク債を設定した証券会社などはノックアウト価格に近づくと先物の買い持ち高の解消に動く。

債券情報サービスのインペリアル・ファイナンス&テクノロジー社の推計によると、日経平均を対象にしたリンク債の残高は13日時点でおよそ1兆4000億円。だが、このうち1兆円超は、すでに早期償還につながる株価水準に達した。つまり「先物買いを解消する動きはほぼ一巡」(若勇昌克社長)しているのだ。

 2万1000円より上の価格帯は、戻り売り圧力のない需給の真空地帯。売り圧力はさらに限られ「ここからが本格的な上昇相場」(野村証券の塩田誠氏)との見方も出てきた。

→10/14の日経スクランブル抜粋です。今回の上昇要因をわかりやすく解説しています。

 

・売買動向

投資部門別【株+先物】 17年10月1週 億 
 
自己…▲3252 
個人…▲3901 
海外…11156 
信託…421 
証券…▲193 
投信…▲1006 
法人…▲250 
他法…12 
生損…▲500 
銀行…▲2389 
他金…▲123
 
投資部門別 【株式2市場】 17年10月1週 億 

自己…▲1907 
個人…▲3752 
海外…6575 
信託…255 
証券…▲230 
投信…▲15 
法人…▲226 
他法…3 
生損…▲213 
銀行…▲337 
他金…▲106
→個人売り越し、外人買い。変化は外人が現物もだいぶ買ってきていることです。

 

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 111.20円~112.20円

本日は上値の重い展開か。今後は短期調整局面はあるものの、年末に向けドル高円安を予想。米国の税制改革の前進、利上げによるドル高、国内では安倍政権の継続、日銀の緩和継続が円安要因となるとしています。ただし、北朝鮮問題の一時的円高には注意が必要とのことです。

 株式 日経平均予想 20950円~21200円

米株は小幅高だが、円高でもみ合いを予想。米国は景況感は↑だが物価は↓となっています。この逆の状態になった場合、株価は下落するという傾向が過去観測されています。年内は株高は継続しそうだが、その後は下落基調を予想しています。

 

 

日経平均はあっさり21000円を突破しました。しかしながら、市場と自分の相場観が現状一致していません。為替と株価の動きにここまで連動がないことが、ここ数年なかったので違和感を拭い捨てきれず判断を鈍らせます。気持ち的には大型ショート全力と行きたいところですが、日経の記事や個人投資家の動向をみると安易に動けません。戦略としてはデイでとりつつ決算期のところでうまく波に乗りたいと思っています。

 

本日も頑張りましょう。