投資と算盤

投資日記、日々の雑感

9/27 相場見通し・材料

おはようございます。

 

NYダウ 22284.32 -11.77

 

CME日経先物 20245円 +65

 

為替 112.25

 

 ・FRB議長発言

イエレン議長は26日、オハイオ州での講演で「物価の停滞はおそらく一時的で、上昇率は数年で2パーセントに達する」との見方を強調し、緩やかな利上げを継続する述べた。米国では物価上昇率の鈍化が目立っているが雇用の改善で賃金上昇の兆しがあると指摘し、金融市場に浮かぶ利上げ見送り観測をけん制した。FRBの予測シナリオでは年内さらに1回の追加利上げを予想している。

タカ派なイエレン議長の発言を受け、金利先物市場は、12月に金利が引き上げとなる可能性はほぼ100%を示しています。

 

・「アップル関連銘柄株」 下落目立つ 
iPhone8の出足が鈍いとの報道材料に、日本や台湾の部品メーカー株が売られている。 

 

楽天フリーテル買収 格安スマホ業界再編

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 111.50円~113.00円

イエレン講演でややドル高へ。北朝鮮の影響については、回を追うごとにVIX指数の振れ幅が縮小している。本日、米国で減税案の発表があるが失望リスクに注意。10月は米株動向に注目。バランスシート縮小開始→株下落ならドル安へ。良好な企業決算を受け株高ならドル高との見方。後者であれば10月中に115円を予想しています。

 

株式 日経平均予想 20200円~20350円

配当落ち140円分。北朝鮮問題を除けば堅調な動きを継続している。注目は節目のTOPIX1700ポイント。TOPIX中小型は92年来の高値だが、TOPIX大型株は上値抵抗線を抜け切れていない。規模別での指数が高値を超えればTOPIXの1700ポイントを超えと予想しています。

 

 

イエレン議長講演の影響は限定的でした。12月利上げ確率がほぼ100%となったことは、バーナンキショックのようなことが起きる確率を大きく低減させます。米国の不安はバランスシート縮小が実際に開始されること、減税策の失望です。国内では選挙は買いと謳われていますが、過去のアノマリー通りいくという楽観論には注意したいです。

 

本日も頑張りましょう。