投資と算盤

投資日記、日々の雑感

9/22 相場見通し・材料

 

おはようございます。

 

NYダウ 22359.23ドル -53.36

 

CME日経先物 202550円 -35

 

為替 112.50

 

日経新聞

 

・脱 金融危機対応へ一歩 FRBが資産縮小先行

経済成長率見通し
米国・2017年 2.1% 2018年 2.1%
欧州・2017年 1.9% 2018年 1.7%
日本・2017年 1.3% 2018年 0.6%

 

・日銀金融緩和の維持決定
黒田総裁会見ポイント
・2%の物価目標まではなお距離
・2%の目標を変えるのは適切ではない
・強力な緩和を粘り強く進める
・必要であればさらなる緩和も
・金融緩和の状況が異なるのは何ら問題ない
・財政規律の問題は重要。国債のリスクに影響すると金利上昇恐れ

→金融政策は8対1で現状維持。新政策委員の片山さんのみ現状の金融緩和政策では1不十分と反対。会見でも片山委員に関する質問が多数ありました。

 

各中銀の金融政策状況
米国・10月から資産縮小を始めると決定。年内一回の追加利上げも
欧州・18年1月以降の量的緩和の縮小を10月に決断。超低金利政策は維持
日本・物価上昇率2%に届かず、当面は政策維

 

・中国、外資EVの単独進出解禁か 自由貿易区限定で検討

中国政府が海外の自動車メーカーに対して禁じている単独での市場参入について、関係当局が見直し検討と。EVなどのエコカーの生産 販売に限り外資メーカーは中国企業と合弁を組まなくても、全額出資による単独での中国進出を認めるもの。

 

昨日動意銘柄

量子コンピューター関連

→NF回路(6864) 日本ラッド(4736) ブレインパッド(3655)

ペロブスカイト関連(ノーベル賞候補)

→第一希元素(4082) 堺商事(9967) 藤森工業(7917)

 

 

モーニングサテライト抜粋

為替 ドル円予想 118.80円~112.80円 

資産縮小下でのアメリカ株

材料出尽くし感もあり、上値重い展開か。資産縮小下でのアメリカ株の動向に注目。良好なマクロ経済プラスだが、金融政策の変化による米国企業の自社株買いのペース鈍化がマイナス材料。株価に引っ張られる形で株が下押すとドル円は下値を追う展開になると予想しています。

 

株式 日経平均予想 20250円~20450円

来週は中間決算の駆け込みも。対ユーロでも進む円安に注目。ドル円以外の通貨による円安効果が期待されるとのことです。

 

日米の金融政策も出そろいましたが、今のところ波乱の展開にはなっていません。しかしながら、市場は良好な中、個人の信用売り残が大きく上昇していることから個人投資家は見た目ほど潤っていない印象です。最初のトランプ相場の際は中小型→大型の流れが鮮明になりました。現在は若干大型優位に動いている中、テーマ株への資金流入が続いています。気になる点としては米国の長期金利が思いのほか上昇してこない中、ドルインデックスが上昇していることです。資産縮小と利上げをだいぶ先まで織り込んでいる感があります。本日の動きについては、8日に付けた直近安値から1000円以上水準を切り上げており、高値警戒感、週末要因から利益確定売りが先行するかもしれません。

 

 

本日も頑張りましょう。